事例
会社が取引先である相手方との間で請負契約を締結し,取引先が1200万円以上の工事費用を分割で支払うこととなったにもかかわらず,分割での支払いをほとんど行わず,分割滞納額が300万円を超えることになってしまいました。
解決方法
弊所にて相手方に対して速やかな支払いを求める催告書を送付したものの,相手方から十分な支払いを受けることができなかったため,訴訟を提起しました。
訴訟において,相手方との間で話し合いを行った結果,相手方の代表者が連帯保証人として加わる形で和解が成立し,和解内容に従った分割での支払いがスタートすることになりました。
このように,相手方からの支払いが後回しになっている事案であっても,弁護士が訴訟提起を前提に交渉を行ったり,訴訟手続による回収を試みることにより,相手方の支払いの優先度を上げられる場合があるのです。
Last Updated on 2023年12月14日 by ace-construction-law
この記事の執筆者 弁護士法人エースパートナー法律事務所 地元の人々が気軽に相談できる街の法律家であるとともに、豊富な事件処理経験を基に、全国の大企業や個人、官公庁からも依頼をお引き受けしています。 |